線路の銅線ケーブル7か所切断される 盗難の疑い JＲ大和路線一部区間で始発から一時運転見合わせ
２日未明、京都府木津川市のJR大和路線で、レールに取り付けられている銅製のケーブルが7か所で切断されているのが見つかり、警察は何者かが持ち去ったとみて調べています。
２日午前3時20分ごろ、JR大和路線の加茂駅近くで、線路を点検していた職員が、レールに取り付けられている銅製のケーブルが切断され、なくなっているのを見つけました。
このケーブルは「レールボンド」と呼ばれ、レールに電流を流し、電車の位置を把握するために使われています。加茂駅と木津駅の間の7か所で、合わせて13本が切断されていて、警察は何者かが持ち去ったとみて調べています。
この影響で、JR大和路線と関西線の一部が、始発から1時間あまり、運転を見合わせました。先月には、山口県で「レールボンド」を盗んだ疑いで3人が逮捕されています。
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