能登地震 能登町に郵便局の臨時窓口 住宅への配達再開メド立たず(2024年1月25日)
石川県の被災地では正月の郵便物がいまだに配達されない状態が続いていますが、能登町の郵便局が臨時の窓口を開設し、郵便物の受け渡しを始めました。
(本田紗衣記者報告)
町内の能都郵便局は近くでがけ崩れの恐れがあるため、500メートルほど離れた広場にある簡易郵便局の車が臨時の窓口になっています。
道路状況が悪く、能登町のほか、輪島市、珠洲市、穴水町ではまだ個人の住宅まで配達を再開するめどは立っておらず、被災者が窓口を訪れ、直接受け取る形です。
25日は9時に開始し、これまで60人以上が訪れ、3週間遅れの年賀状などを受け取りました。
配達物を受け取った人
「うれしいですね。3週間経って落ち着いてなんとか元気でおれるからありがたい」
「F1のモデルカーです。趣味の部屋も被災してちょっと広くなっとるんで片付けて入れたい」
郵便局員も被災し避難しているため、人手が足りず、仕分けが追い付いていない状況ですが、少しでも早く住民の手に届けたいと話していました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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