能登と「ともに」つなぐ震災の教訓 神戸市が広報担当職員を珠洲市に派遣 被災者向けの情報発信を支援_1/18
能登半島地震の発生から18日目。関西からの支援が本格化しています。能登と「ともに」歩む神戸市は異例となる「広報担当」を派遣。その狙いとは。
朝から雨が降り続く被災地。
(報告:端谷 航)
「午前9時前です。小雨が降る中、これから一斉捜索が行われます」
地震発生から18日目となった今も、21人の安否がわからないままとなっています。
地震は最盛期を迎えたな漁業にも甚大な被害を与えています。
寒ブリ漁の拠点となっている能登町の宇出津港は地震で地面が隆起し、一部の機材が使えない状態に。さらに競り場も使えなくなっています。
石川県漁港協 能登支所 影 和義さん
「この建物なんてサッシが外れて。もともとボロボロだったのもあるけど」
Q)ここはつながっていた?
「もちろん。段差がなくて。何百キロもあるタンクを動かす ので、フォークリフトが通れな いと仕事にならない。水もあがらない、氷も作れない状況で競りは取りやめている状況です」
今は、金沢市から氷を乗せたトラックが6時間ほどかけ往復し、水揚げしたブリの一部を市場に直接出荷しています。
市場の作業員
「なんとかなってほしいなと。行ったら迷惑と言われていて、今ここで頑張ってます。今踏ん張りどころやから、みんなで協力したいなって思いで」
先の見えない状況が続く中、全国から支援の”輪”が広がっています。
炊き出しのカレーライスを食べる被災者
「女房のよりおいしいです」
17日午後4時10分、阪神・淡路大震災から29年となった神戸では、被災地への祈りがささげられました。
その神戸から18日、珠洲市に到着したのは神戸市の広報戦略部に所属する職員2人です。
珠洲市総務課 竹崎 雄基さん
「珠洲市では広報に関しては担当者が1人。単純な人手不足。心強いですね。私たちもこれだけ大きい災害は初めてですし、どのように発信していけばいいのかというのも手探りの状態。知見や知ってることをどんどん教えていただきたい」
珠洲市では、毎日、多くの市民から支援に関する情報の問い合わせが来ていると言います。
震災当時、市民への情報発信に苦労した神戸市の教訓を被災地へとつないでいきます。
神戸市長室広報戦略部 奥田 雄大 係長
「私は実際に被災した時は小学生なので、当時の(広報の)状況は知らないが、神戸市役所には代々受け継がれてきたマニュアルであったりとか、指針であったりとかあるので、そういう経験や受け継がれたものをしっかりと生かしたいと思ってます」
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