民進党、立法院では敗北 総統選制すも頼氏は難しいかじ取りに(2024年1月14日)
台湾の総統選挙から一夜、与党・民進党の頼清徳氏が勝利しましたが、今後の政権運営には厳しい見方も出ています。台北から報告です。
(李志善記者報告)
13日も有権者による大規模な集会が開かれていましたが、14日は一転、祭りの後の静けさといった雰囲気です。
台湾メディアは、選挙の結果を大々的に報じています。ただ、勝利した民進党の頼清徳氏は過半数は取れず、日本の国会にあたる立法院も過半数割れしたため、議会の運営は難しくなります。
一方、国民党は第一党となり立法院の主導権を握ります。
民衆党は、既存政党への不満を背景に議席数を伸ばし第三勢力としてキャスティングボードを握ります。
市民に話を聞くと「政治の停滞を招くかもしれないがこれも台湾の民主主義の表れだ」との声が上がりました。
当選した頼氏は5月に新総統に就任します。米中との関係や経済対策など早速、難しいかじ取りを強いられそうです。
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