【速報】「大川原化工機」巡る国賠訴訟で国と東京都が1審判決を不服として控訴へ(2024年1月10日)
違法捜査で機械メーカーの社長らを逮捕・起訴したとして東京地裁が国と東京都に賠償を命じた裁判で、国と都は判決を不服として、控訴する方針を固めたことが分かりました。
大川原化工機の社長らは違法捜査で逮捕・起訴されたとして、国と都に対して5億6000万円余りの損害賠償を求めて裁判を起こしました。
東京地裁は先月、逮捕や起訴などについて、「必要な捜査を尽くすことなく行われたものであり、違法である」と指摘し、国と都に合わせておよそ1億6000万円の賠償を命じています。
その後の関係者への取材で、国と都がこの判決を不服として控訴する方針を固めたことが分かりました。
1審の判決後、東京地検は「国側の主張が一部認められなかったことは誠に遺憾」などとコメントしていました。
この事件を巡っては、2020年に軍事転用が可能な噴霧乾燥機を中国などへ不正に輸出したとして社長ら3人が逮捕・起訴されましたが、東京地検が再捜査した結果、輸出規制の条件に当てはまらない可能性が出たとして、起訴を取り消しています。
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