“逆ギレ”谷川議員ら立件も…逮捕議員が資料廃棄を指示か 特捜部が家宅捜索の関係先【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2024年1月9日)

“逆ギレ”谷川議員ら立件も…逮捕議員が資料廃棄を指示か 特捜部が家宅捜索の関係先【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2024年1月9日)

“逆ギレ”谷川議員ら立件も…逮捕議員が資料廃棄を指示か 特捜部が家宅捜索の関係先【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2024年1月9日)

 現職の国会議員が逮捕される事態となった、自民党裏金事件です。池田佳隆容疑者(57)が証拠になる資料を廃棄するよう、秘書らに指示していたとみられることが分かりました。

■安倍派から約4800万円キックバック“嘘記載”疑い

安倍晋三総理大臣(当時)
「一番厳しい選挙区から、あえて立候補した池田さんであります。この地域を託せるのは、そして信頼できる候補は、池田佳隆しかいません」

 2012年、「安倍チルドレン」の1人として出馬し、初当選を果たした池田容疑者。その逮捕を巡り、新たな疑惑が浮上しました。

 池田容疑者が、東京地検特捜部の家宅捜索を受けた関係先にあった証拠資料の廃棄を、秘書らに指示していたとみられることが関係者への取材で分かりました。

 安倍派の政治資金パーティーを巡り、およそ4800万円のキックバックを受けていたにもかかわらず、収支報告書に嘘の記載をしていた疑いが持たれている池田容疑者。多額のキックバックを受けていながら記載していなかった議員は他にもいます。

■他の議員の立件も検討か 今後捜査はどうなる?

谷川弥一衆議院議員(82)
「(Q.(パーティー券の)販売ノルマはどれくらい?)だから、今言った通りって言ってるでしょ。今言った通りって」
「(Q.会派の中でそのようなことがあった?)まあいいから、その通りって。何を言っても。頭悪いね。言っているじゃないの。質問しても、これ以上、きょう言いませんと言っているじゃない。分からない?」

 先月、疑惑について説明を避けた、谷川衆院議員はおよそ4000万円。大野泰正参議院議員は、最も多いおよそ5000万円のキックバックを受けた疑いが持たれています。

 記載のないキックバックの金額が大きい他の議員についても、立件を慎重に検討しているとみられる特捜部。今後、捜査はどう進んでいくのでしょうか?

元東京地検特捜部副部長 若狭勝弁護士
「逮捕を池田議員と同じようにされるかというと、明確な証拠隠滅の動きがあるというんであれば話は別ですけれど。そうでない限りは、在宅で起訴されるということにはなろうかと思う。起訴される場合に、それがいわゆる略式(起訴)、罰金という形で処理されるのか、あるいは普通の裁判にかけられる形での起訴になるのかというのは、結構ここが一番。谷川、大野議員を処罰する際に一番悩ましいところにはなるんじゃないかと思う」

(「グッド!モーニング」2024年1月9日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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