能登半島地震の発生から5日目 「72時間」を超えたきょうも懸命な救助活動が続く 支援物資を積んだ国交省の船が昼ごろ七尾市の港に到着|TBS NEWS DIG
石川県珠洲市の中学校のグラウンドに降り立つドクターヘリ。降りてきたのは道路が寸断して孤立した輪島市の避難所から救出された人たちです。
救出された女性
「涙しか出ませんでした…思い出したら。子どもたちもよく頑張ってくれて、みんなで無事に帰って来られて、命があっただけで感謝します」
女性らが取り残されていたのは人気の観光スポット「白米千枚田」近くの道の駅。周辺の国道が土砂崩れで通れず、およそ90人が車中泊を続けていたといいます。
救出された女性
「県外から来られている方がすごくたくさんいたので、毛布も欲しかったけど、それよりも先にとにかく救助してあげてほしい」
発生から5日目。生存率が大幅に下がるとされる「72時間」を超えたきょうも、各地では懸命な救助活動が行われています。
記者
「救助犬を連れた自衛隊による行方不明者の捜索が始まりました」
輪島市では、救助犬を連れた隊員が倒壊した住宅に生き埋めになった人がいないか、声をかけながら捜索しました。
「誰かいませんか?」
危険と隣り合わせの救助活動が続きます。
住民
「日本全国から助けに来ていただいて…ありがたいです」
記者
「午後1時半の七尾港です。救援物資の積み下ろしが始まりました」
こうしたなか、支援物資を積んだ国交省の船がきょう昼ごろ、七尾市の港に到着しました。
国交省の担当者
「強風警報が出まして、こちら(七尾港)でとりあえず待機しまして、積み下ろすという指令がきましたので。大型船がなかなか入れないような状況と聞いていまして」
食品や簡易トイレなどをこれから陸路で輪島市に届ける予定だということです。
記者
「輪島市です。こちらのガソリンスタンドでは、きのうから給油できるということで、長蛇の列ができています」
給油しに来た人
「ちょっとでも助かる。きのうも来たけど、ものすごい数だったから戻った。今も止まるたびにエンジン切って、少しでも節約できるようにと」
北陸ではあすから広い範囲で雨となり、週明け(8日)にかけては大雪のおそれがあります。
先の見えない生活を送る被災者たちへの支援が急がれます。
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