1年間の思いを込めて…年越しそば3000食用意 大晦日の老舗そば店に行列(2023年12月31日)
大みそかの31日、東京・麻布十番の老舗のそば店は「年越しそば」を食べようとたくさんの人でにぎわっています。店では3000食を用意したということです。
(小俣茉央記者報告)
年越しまであとおよそ8時間となりましたが、麻布十番の老舗そば店「更科堀井」には行列ができています。およそ20人が並んでいるということです。
中に入ると、かつお節の出汁の香りが鼻いっぱいに広がります。
店内はおよそ80席あるということですが、多くの人でにぎわっています。皆さんの熱気で店内はとても暖かいです。
去年はコロナの対策としてアクリル板の設置をするなど感染対策が取られていましたが、今年はコロナ前の営業に戻り、顔を合わせておしゃべりをしながら、笑顔でそばを食べています。
31日、皆さんが食べているそばは30日夜遅くまで職人さんたちが打っていたもので、今年9年目のそば職人の川辺さんは今年最後のそば打ちに1年間の思いを込めたということです。
更科堀井 川辺華菜さん
「自分が作ったおそばをお客さんに食べていただいて『おいしい』と言ってもらえることがやりがいですね。そばは細く長く、縁起を担いで食べるものなので、皆さんが良い年を迎えるお手伝いができればいいなと思っています」
「更科堀井」ではいつものおよそ6倍の3000食を準備しているということですが、売り切れ次第、今年最後の営業を終了するということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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