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震災11年 命と暮らしをつなぐ復興道路
東日本大震災からまもなく11年。JNNは今年も被災地の今を見つめる「つなぐ、つながる」プロジェクトを展開します。あの日、津波に巻き込まれた岩手県のトラック運転手と震災後に整備された復興道路がつなぐものとは・・・。
岩手県の運送会社に勤めるトラック運転手、大上秀喜さん。震災の発生時、大上さんは宮城県石巻市から仙台港に向かっていました。
トラック運転手 大上秀喜さん
「車がでかいもんですから、停められる所に停めないとという感じ」
そのとき大上さんは標高の低い国道45号を走っていました。そして、たどり着いた仙台港で津波に遭遇しました。大上さんはとっさにトラックの荷台に駆けのぼり、九死に一生を得ました。
いま、大上さんが沿岸を走行するときは三陸沿岸道路を使います。
トラック運転手 大上秀喜さん
「(Q.津波が来ない所に道路があるのは?)良いことじゃないですか。高い所だし。何かあったときの緊急道路みたいな感じ」
去年12月に全線開通した三陸沿岸道路は津波避難場所としての役割も担っています。
この日は仙台港から岩手県の宮古市へ5時間かけて荷物を運んだ大上さん。三陸道が開通したことで、輸送時間は2時間も短縮されました。雪の中で待っていた漁師たちが次々と荷物をそれぞれの作業場に運んでいきます。
トラック運転手 大上秀喜さん
「(三陸道の効果は)大きいですね。今までは(当日の到着を)あきらめていたものが、『できるかもね』と思いますからね。ありがたい道路です」
震災発生から11年。復興の要として築かれた三陸沿岸道路が人々の命と暮らしをつなげています。
(05日13:59)

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