香港の独立派団体の元代表がイギリスへ亡命「自由と民主主義の種は再び芽吹く」(2023年12月29日)

香港の独立派団体の元代表がイギリスへ亡命「自由と民主主義の種は再び芽吹く」(2023年12月29日)

香港の独立派団体の元代表がイギリスへ亡命「自由と民主主義の種は再び芽吹く」(2023年12月29日)

 香港の国家安全維持法に基づき、2021年に禁錮刑を言い渡された独立派団体の元代表・鍾翰林氏がイギリスに亡命を申請したことが分かりました。

 鍾氏は2020年に香港の国家安全維持法違反の疑いで逮捕され、その翌年に禁錮3年7カ月の判決を言い渡されました。

 鍾氏は自身のSNSに「6月に釈放され自由を取り戻したが、厳しい監視の始まりだった」「今後1年間は国外に出ず、出所後も面会を続けるよう警告された」と、これまでの経緯をつづりました。

 さらに、極度の精神的ストレスなどで体調を崩し、これを理由に出国を許可されたため旅行先の沖縄で亡命を決意し、今月27日にイギリスに渡ったとしています。

 鍾氏は最後に「これからの日々も学業を全うし、亡命香港人として香港に身を捧げ、精一杯努力していきたい。香港の人々が決して諦めなければ自由と民主主義の種はいつか再び芽吹き、私たちはまた再会できると信じている」と決意を述べています。
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