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安倍派議員 連日の強制捜査、捜査対象はどこまで広がる?【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG
シリーズ「裏金問題の行方」。自民党の国会議員の事務所に2日連続で強制捜査が入る異例の事態となっています。この裏金問題をどう感じているのか、街の声を聞きました。
■2日連続強制捜査の「異常事態」
加藤シルビアキャスター:
27日に安倍派の池田佳隆議員、28日には安倍派の大野泰正議員のところに強制捜査が入りました。東京地検特捜部としては、受け取り金額が他の議員と比べて突出しているため実態解明が必要だと判断し、強制捜査を行ったとみられています。
金額については池田議員が4000万円超、大野議員が5000万円超、キックバックの疑惑が持たれています。
この他にも安倍派にはキックバック疑惑の金額が大きい議員がいます。
谷川弥一衆院議員は4000万円超、松野博一前官房長官、高木毅前国対委員長、世耕弘成前参院幹事長もそれぞれ1000万円を超える疑惑が持たれており、今後、強制捜査が入っていくのかどうかがポイントになってきます。
元東京地検特捜部の若狭勝弁護士に聞いたところ「仕事納めの28日が家宅捜索のデッドラインだったが、事務総長経験者などへの任意の事情聴取は年末年始に行われる可能性もある」と話しています。
■捜査対象はどこまで広がるのか?
ホラン千秋キャスター:
安倍派の中でどこまで広がっていきそうなんでしょうか?
TBS報道局 後藤俊広 政治部長:
強制捜査の対象になった2人の議員はある程度想定内ですが、今、最大の関心が「捜査対象がどこまで広がるか」です。
やはり1つ基準となるのは金額になるんだと思います。
その金額が4000万円、5000万円クラスなのか、あるいは1000万円超なのか、どのぐらいまで検察の捜査が及ぶのかが政界の一番大きな関心事になっていると言っていいと思います。
井上貴博キャスター:
数千万円の不記載を会計責任者の独断でやっていたとは考えにくいので、トカゲの尻尾切りで終わって欲しくないと願うばかりです。
岸田総理は「信頼回復に努める」という同じ言葉だけが上滑りして、もう総理の言葉が響かなくなっている気がするんですけど、法律を変える気はないんですかね。
後藤部長:
やりたいという意欲は岸田総理の中にはあるんですけれども、やはり問われるのはリーダーシップです。自民党総裁としてガバナンスを持って世論が納得する法改正やルール作りができるかというハードルが非常に高いと見ています。
ホランキャスター:
今回の疑惑はそもそも記載しているものを記載していなかったということですので、今ある法の枠組みで適用できる部分もあるのかなと思うんですが、足りないんですか?
後藤部長:
パーティー券に関して言えば“20万円”が1つの限度になっていますけれども、それをどれぐらいまで引き下げるのか、あるいは罰則の強化、あとは今回の論点となっている共謀というような構成要件をどこまで法律で規制していくのか、あるいは銀行口座を必ず使わなければいけないなど、よりお金の流れの透明性を確保することとか、いくつも課題があると思うんですよね。
■30年前にも選挙制度改革の議論あったが…
井上キャスター:
クリーンな政治家が「一緒くたにされて困る」って声を上げないのもまた不思議なんですよね。
後藤部長:
そこは取材をしていて違和感があります。
30年前にも同じような選挙制度改革の議論があったんですけど、あのときは若い議員たちがかなり声を上げていました。あの当時と違うのは選挙制度が小選挙区と中選挙区ということで、なかなか物を言いづらくなっているのかなというのはあるんですが、若い人たちがエネルギーを放出していかないとなかなか変わっていかないんじゃないかという印象を持ちます。
ホランキャスター:
曖昧なままの方が自分たちにも利益になるからそのままの方がいいという考えはないんですか?
後藤部長:
派閥を運営していく立場からすると、おそらく今の状態を続けた方がいいという議論はあるんですけれども、これだけ世論の不信感を招いていますから、自分たちにも返り血が振ってくるような改革をしていかないとなかなか納得されないんじゃないかと思います。
井上キャスター:
通常国会召集まであと1か月というところですか。
後藤部長:
日程としては1月22日、もしくは26日という2つの案を軸に検討が進められていますが、いずれにしても捜査の進展を見た上でおそらく年明けになってみないと日程は確定しないんじゃないかと見ています。
加藤シルビアキャスター:
若狭弁護士は「東京地検特捜部は正月休み返上で捜査を行うのではないか」と指摘。そして、通常国会までに各議員の役割や処分などの青写真を作っていきたいとしています。
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