ウクライナ東部の激戦地「マリンカを制圧」 ロシア国防相がプーチン大統領に報告(2023年12月26日)
ロシアのショイグ国防相は、ウクライナ東部の激戦地マリンカを完全に制圧したとプーチン大統領に報告しました。
ショイグ国防相は25日、プーチン大統領と面会し、「積極的な攻撃作戦の結果、マリンカを完全に解放した」と述べ、東部ドネツク州の激戦地を制圧したことを明らかにしました。
報告を受けて、プーチン大統領は「ロシア軍はより広い範囲で作戦を展開することが可能になる」と評価し、部隊に「祝意と謝意」を示しました。
ロシアの国営メディアも大きく報じていて、来年3月の大統領選挙に向けて、戦果を国内外にアピールする狙いがあるとみられます。
一方、ウクライナメディアによりますと、ウクライナ軍の報道官は「マリンカをめぐる戦闘は続いている」と述べ、ロシアによる制圧を否定したということです。
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