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今季最強寒気…大雪混乱 トラック複数が立ち往生 スタックの“瞬間”「ダメですわ」【羽鳥慎一モーニングショー】(2023年12月20日)
連日の大雪に見舞われている北海道留萌市では、一日の降雪量が観測史上1位となった。こうしたなか、「雪に慣れている」とされる地域でも、複数の大型トラックが長時間立ち往生する状況となっている。
■今季最低気温マイナス11.6℃ 留萌市幌糠
日本一の寒さを誇る北海道陸別町。川には毛嵐や霜の結晶が幾重にも重なり、花のような美しさが広がっている。
19日、北日本や東日本でこの冬一番の寒さとなり、陸別では今シーズン全国で最も低い気温となるマイナス24.0℃を観測し、201地点で真冬日を記録した。
連日、局地的な大雪に見舞われている留萌市。中心部に向かってみると、道路には深刻な影響が出ていた。
国道では、慎重に進む車がハンドルをとられ傾く場面も見られた。あまりにも積もった雪で除雪が追いつかず、デコボコした道の上を車が走行していた。
反対車線の脇には、積もった雪が車道まではみ出し、先頭のトラックは停車。後ろには、車の列ができている。
片側2車線の道路は一車線が雪で埋まり、車一台分しか通ることができず。歩いている人と比較すると、雪が高くなっていることが分かる。
歩道に大量の雪があるため、歩行者は車道脇を通ることに…。
19日、留萌市幌糠ではマイナス11.6℃と今季最低気温を記録し、最深積雪は159センチと、今季全国1位となった。
■大雪による混乱…立ち往生する場所も
国道ではトラックがスタックし、立ち往生した。スタックしていたトラックが動き始めるが、交差点の手前で再び止まっていた。
運転手:「止まったら、もうダメですわ、これ。もう1回止まったら、上がれなくなっちゃうので。マズイ…」
トラックの後ろには長い車の列が伸び、渋滞が発生。融雪剤をまき、再びアクセルを踏むが動かない。
市内各地に混乱をもたらす大雪。
警察官:「裏から行ってください。申し訳ないんですけど、ここから先、通行止めをかけているので」
立ち往生は別の場所でも。大きなトラックが道路の真ん中で動けなくなっていた。
立ち往生中のトラック運転手:「(Q.いつからここに?)3時間前。途中で2回ぐらい埋まって、ここに来て…。ここで埋まりかけてバックしてきて…」
この時点で、すでに3回目だというスタック。目的地までは残り2キロだが、足止めに。
立ち往生中のトラック運転手:「雪がフサフサなんだ。今、除雪を頼んでいるから、雪をかいてもらって3時間待っているんだよ、ここで。何時に帰れるか分からんよ」
除雪が追いつかずに起きた立ち往生。他にも町の至る所でスタックするトラックが後を絶たない。
■バス運休「道路管理者に除雪状況を伺っているが…」
大雪は、住宅地にも影響を与えている。
家の壁には雪が張りつき、吹雪の強さを物語る。住宅が立ち並ぶ道の両脇にも、高い雪の山がある。
地元住民:「見えない。ひどいよね、これ。道路もひどい」「こんなにびっしり降るのは初めてです。(雪かきは)少ししかできない」「(Q.なんでですか?)(高すぎて)雪を上に投げるところがないから、山になっているでしょ。投げるところがない。車道も狭くなっているから、(落ちると)危なくて」
市内では除雪車が急ピッチで作業にあたっているが、路線バスが運休した。
沿岸バスの担当者:「除雪排雪の未整備により、路線バスを運休しております。道路管理者に除雪状況を伺っているのですが、除雪が解消されるまで、今しばらく日がかかるということで、除雪が追い付いていないのが現状ですね」
バスに乗れなかった人:「バスが動かないのでは、どうしようもないです。(車の)周りの雪をどかして、それから動かそうかなと」「(Q.対策は?)いや、何もないです。ただ受け止めるだけです」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2023年12月20日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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