ポーランドへ避難60万人超 女性と子どもたち つらい胸中
これまでにウクライナから国外に避難した人は100万人以上。およそ67万人が避難した隣国ポーランドでは各地に避難所が設置されるなど、受け入れ態勢が強化されています。
記者
「こちらは小学校の体育館ですが、中にはベッドが敷き詰められ、避難者を受け入れています」
ポーランドの国境近くの街、プシェミシル。3つの学校に避難所が設置されました。
取材に訪れた小学校では最大で160人の受け入れが可能で、次の宿泊先が決まるまで寝泊りすることができます。
ウクライナの男性はロシア軍と戦うため出国が禁止されていることから、ここにいる人の多くは女性や小さな子どもたち。辛い胸の内を語ってくれました。
子どもと避難した女性
「ウクライナで起きている戦争で・・・親戚や両親、夫はまだ危険の中にいます」
子どもと避難した女性
「一番心配なのは子どものこと。(私たちの)未来ですから。とても母国に帰りたいです」
子ども
「プーチンが国を壊してしまって何もなくなってしまうのが怖い」
ロシアの軍事侵攻以降、ポーランドにはウクライナから最も多くの人が入国していて、4日時点でおよそ67万人に。
ポーランド政府は主要都市での一部の交通機関の利用や民間医療施設での受診を無料にするなど、受け入れ態勢が強化されています。
(04日18:03)
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