中国 内需回復も不動産など厳しい状況続く 11月経済指標発表(2023年12月15日)

中国 内需回復も不動産など厳しい状況続く 11月経済指標発表(2023年12月15日)

中国 内需回復も不動産など厳しい状況続く 11月経済指標発表(2023年12月15日)

 中国の11月の経済指標が発表されました。小売業の売上は好調だとする一方、消費者物価指数は2カ月連続でマイナスになっています。

 中国の国家統計局によりますと、11月の小売業の売上高は新型コロナウイルスの影響で消費が落ち込んだ去年からの反動増で10.1%のプラスとなりました。

 自動車用品の売上が全体を牽引(けんいん)し、内需の回復が続いているとの見方を示しました。

 一方、消費者物価指数は0.5%のマイナスで、2カ月連続でマイナスとなりました。

 また、1月から11月までの不動産開発投資は9.4%のマイナス、不動産販売も5.2%減少するなど、不動産は引き続き厳しい状況が続いています。

 当局は国民経済が全体的に上昇傾向を維持していると強調していますが、国内需要の伸び悩みや不動産など足元には不安も残ります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

ANNnewsCHカテゴリの最新記事