有本恵子さんの父親が一日も早い救出訴え　写真や失踪状況など展示　北朝鮮による拉致問題のパネル展

有本恵子さんの父親が一日も早い救出訴え　写真や失踪状況など展示　北朝鮮による拉致問題のパネル展

　北朝鮮による拉致問題のパネル展が始まり、拉致被害者・有本恵子さんの父親が会場で早期解決を訴えました。

　パネル展は、12月10日から16日までの北朝鮮人権侵害問題啓発週間に合わせて行われています。

　神戸の会場には、神戸市出身の拉致被害者・有本恵子さんと田中実さん、それに、拉致の可能性が排除できない行方不明者27人の写真と、失踪当時の状況などが展示され、警察は情報提供につながればとしています。

　有本さんの父・明弘さんが会場を訪れ、一日も早い救出を訴えました。

　拉致被害者・有本恵子さんの父　明弘さん
　「家族みんな解決してほしい。40年近くきてしまった、うちは」

　パネル展は、神戸のほか、明石、姫路の会場で12月15日まで行われます。

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