ペルーのフジモリ元大統領が釈放される 人権侵害などの罪で服役(2023年12月7日)
日系人として初めて南米ペルーの大統領に就任し、その後、人権侵害や汚職の罪で有罪判決を受け、服役中だったアルベルト・フジモリ元大統領(85)が釈放されました。
AP通信などによりますと、フジモリ元大統領は6日、服役していた刑務所から釈放されたということです。
ペルーの憲法裁判所が5日、85歳で高齢でもあり人道的見地からも釈放するよう命じていました。
フジモリ氏は1990年、日系人として初めて大統領に就任しました。
在任中にはテロ対策の一貫として国軍に民間人殺害の作戦を許可したなどとして、2010年に禁錮25年の実刑判決が確定しました。
2017年には健康状態の悪化などを理由に人道的恩赦が認められましたが、その後に取り消され、2019年から再び収監されていました。
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