改正大麻取締法が成立 「使用」も禁止 薬品は容認へ(2023年12月6日)
大麻の「使用罪」を盛り込んだ改正大麻取締法が、参議院の本会議で与党などの賛成多数で可決され、成立しました。
尾辻参院議長：「本案（改正大麻取締法）は可決されました」
6日開かれた参議院の本会議で、改正大麻取締法が成立しました。
これまでは、大麻の所持や譲渡が処罰の対象でしたが、新たに使用も禁止され、罰則が設けられます。
使用罪の適用で若者などの乱用を防ぐことが狙いです。
このほか、大麻を原料とした薬品の使用が可能になります。
抗てんかん薬など国内で承認されていなかった薬が解禁されることになり、有効な治療法として医療関係者などが期待を寄せています。
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