成城に“ナイフ男”出現 火薬や鉄パイプ所持「爆弾持っている」(2023年12月4日)

成城に“ナイフ男”出現 火薬や鉄パイプ所持「爆弾持っている」(2023年12月4日)

成城に“ナイフ男”出現 火薬や鉄パイプ所持「爆弾持っている」(2023年12月4日)

 4日正午ごろ、小田急線成城学園前駅の近くで現行犯逮捕された男。直前に女性に付きまとっていたとみられ、「爆弾を持っている」と話したということです。

 普段は落ち着いた静かな雰囲気の駅前が4日は様相が一変しました。

 規制線のテープが張られた先には防護服に身を包んだ爆発物処理班とみられる人々の姿も。

 高校生:「12時ごろに急にテープとかをはり始めて、一気にオートバイとかも駆け付けてすごい騒ぎになった」

 事の発端は正午ごろ、1人の女性が交番に駆け込んだことでした。

 警視庁によると、訴えを聞いた警察官が近くにいた30代の男に職務質問をしたところ、男がナイフを持っていたため銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕をしました。

 捜査関係者によると、逮捕されたのは横浜市緑区に住む佐藤龍太容疑者(35)。

 目撃者:「12時前後にその女性らしき人が交番に走って行って、その後に不審者だと言われていた人が警察5人ぐらいに囲まれて交番の方に連れて行かれて、その後に徐々にパトカーがどんどん来た」

 男が所持していたナイフは2本。ただ、持っていたのはそれだけではありませんでした。

 目撃者:「何か両腕に大事なものを抱えているような。腕をクロスして大事なものを抱えているような状況。何か筒状のもの。鋼色みたいなグレーをもっと濃くしたような」

 男が持っていたものは鉄パイプ。警察官に「これは爆弾です。中に火薬が入っています」と話したといいます。

 元警視庁特殊部隊(SAT) 伊藤鋼一氏:「爆発物でそこで爆発が起こると大変なことになるので、そこ(現場)では処理しない。遠隔の運搬装置を使って、液化窒素のガスを入れて冷凍処理し、無力化して運ぶ」

 捜査関係者によると、佐藤容疑者はナイフを警察官に渡して「女性を刺して自分も死のうと思った」と話し、その後、鉄パイプも渡して「ナイフで死ねなかったら爆弾を使おうと思った」と話したといいます。

 目撃者:「(Q.どんな様子?)薄ら笑いを浮かべていたのがすごく印象的」「(Q.(男の)見た目は?)細身で上下黒っぽい感じで」「(Q.(男の)表情は?)無でした。もう全く感情がないというか、連れていかれる時も何の抵抗もないし、ただ黙って連れていかれるみたいな」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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