「まるで手品のようだった」ロレックス“すり替え”か…逮捕された53歳男「否認する」(2023年11月30日)

「まるで手品のようだった」ロレックス“すり替え”か…逮捕された53歳男「否認する」(2023年11月30日)

「まるで手品のようだった」ロレックス“すり替え”か…逮捕された53歳男「否認する」(2023年11月30日)

銀座の時計店で、ロレックス2本を盗んだ疑いで逮捕された、矢野憲一容疑者(53)。防犯カメラが、犯行の一部始終を捉えていました。

25日正午過ぎ。銀座の時計店にやってきた矢野容疑者。「ヤマモト」と名乗り、ショーケースの近くの椅子に座ります。

矢野容疑者:「ロレックスをちょっと見たい」
店員:「はい」
矢野容疑者:「これ何年物?」
店員:「15年です」
矢野容疑者:「2015年…」
店員:「割と新しい方です」

別のモデルを見たいと店員に要求。矢野容疑者の目の前に時計を残し、店員は背を向けます。次の瞬間、置いてあった腕時計を右手でつかむとポケットから左手を出し、腕時計があった場所に何かを置いています。この時、本物のロレックスと偽物をすり替えたとみられます。

何食わぬ顔で今度は、奥の商談室へ。

矢野容疑者:「65(型番)見られますか?」
店員:「見られますよ」

再び、別の時計を見せてほしいと要求します。店員がその場を離れると、矢野容疑者は一度周囲を確認。そして、2本目の腕時計をポケットに入れました。店の人によると、手品のような手さばきで、自ら用意した偽の時計を手の中に隠し、本物の時計とすり替えた可能性が高いといいます。

被害額は、販売価格合わせて800万円相当に上ります。矢野容疑者は「店に行ったが、逮捕事実については否認します」と話しています。
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