米軍「定期的な訓練の最中だった」…米軍機のオスプレイ墜落 屋久島沖で男性1人死亡(2023年11月30日)

米軍「定期的な訓練の最中だった」…米軍機のオスプレイ墜落 屋久島沖で男性1人死亡(2023年11月30日)

米軍「定期的な訓練の最中だった」…米軍機のオスプレイ墜落 屋久島沖で男性1人死亡(2023年11月30日)

 29日、アメリカ軍のオスプレイが鹿児島県の屋久島沖で墜落。1人の死亡が確認された。アメリカ軍は「定期的な訓練の最中だった」と発表している。

■死亡したのは白人男性 迷彩服と救命胴衣を着用

 第10管区海上保安庁本部の会見:「当初『墜落した』と情報を受けたので、“墜落”で広報文発出しましたが、“不時着水”という形に修正させていただきます」

 29日、アメリカ軍のオスプレイ1機が突然、レーダーから消えた。第10管区海上保安本部によると、発生は午後2時47分ごろ、鹿児島県の屋久島沖。

 目撃者:「落ちて火柱を確認したものだから、全船救助に向かいましたけど。散乱した機体とかエンジン部分かな、漂流して南の方に少しずつ流れていますね」

 目撃者によると、オスプレイは南東から屋久島空港に向けて着陸しようとしていた最中に墜落したという。

 墜落したオスプレイには8人が乗っていて、現場海域で乗組員とみられる1人が見つかり、死亡が確認された。

 死亡したのは白人の男性で、迷彩服と救命胴衣を着けていたという。

■オスプレイ飛行 一時停止要請も含め検討を指示

 オスプレイは2016年に、沖縄県名護市で集落近くの浅瀬に不時着水し、大破する事故を起こしている。

 アメリカ空軍の特殊作戦司令部は29日、横田基地のオスプレイが屋久島沖で定期的な訓練を行っていたところ、事故に巻き込まれたと明らかにしている。

 今回の事故を受けて、岸田文雄総理大臣は次のように述べた。

 岸田総理:「(Q.2016年12月に沖縄県名護市沖でオスプレイが大破した際は、当時外務大臣だった岸田総理が働きかけ、一時飛行停止措置に。今回、米側に飛行停止は求めないんでしょうか?)まず人命救助に全力をあげ、事故の実態、米軍にも協力をいただいて確認したうえで、何が必要なのか、何が求められるのか。こういった点を検討したうえで、考えるべき課題だと認識しております」

 政府関係者によると、岸田総理は防衛省や外務省などにアメリカ軍に対し、オスプレイの飛行の一時停止要請も含め、今後の対応を検討するよう指示したという。

(「大下容子ワイド!スクランブル」2023年11月30日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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