EU委員会、ウクライナ避難者に「一時的保護を」 加盟国に提案
EU=ヨーロッパ連合の執行機関EU委員会は2日、ウクライナから避難するすべての人を対象とした一時的な保護を可能にするよう加盟国に提案しました。
ポーランドなどウクライナに隣接する国々には引き続き避難のために多くの人たちが国境を渡ってきています。
国内外から支援物資が集まる拠点もでき、寒い中、長い時間をかけて入国してきた人たちに温かいスープなどが提供されています。
記者
「こちらウクライナから避難してきた人たちが集まる拠点なのですが、無料で宿泊場所を提供するという人たちも集まっています」
ドイツからボランティアに来た人
「今回は車が3台だけだから18人しか受け入れられないけれど、3日後には大きなバスで来ようと思っています」
オーストリアからボランティアに来た人
「みんな同じことを考えていると思います。役に立ちたいですから。悪との戦いでね」
そんな中、EU委員会は2日、避難するウクライナ国籍の人やウクライナに滞在していた労働者などを対象に、一時的な保護を可能にするよう加盟国に提案しました。域内での滞在と就労が許可され、教育や医療も受けることができます。承認されればまずは1年間有効になります。
(03日05:24)
コメントを書く