バイデン大統領 一般教書演説でプーチン大統領を強く非難

バイデン大統領 一般教書演説でプーチン大統領を強く非難

バイデン大統領 一般教書演説でプーチン大統領を強く非難

アメリカのバイデン大統領は政権の基本方針を示す一般教書演説に臨みました。ここでも最大の焦点はウクライナ情勢です。プーチン大統領を名指しで強く非難しました。

この日からマスクの着用義務がなくなったアメリカ・ワシントン。バイデン大統領初めての一般教書演説には、“コロナ前”のように上下両院の議員らが大勢詰めかけました。まず切り出したのは・・・

アメリカ バイデン大統領
「6日前、ロシアのウラジーミル・プーチンが自由世界の基礎を揺るがそうとした。脅迫的行為で歪めようとした。だが、彼は計算違いをした。プーチンはいま、世界からこれまでになく孤立したのだ」

ウクライナに侵攻したプーチン大統領を強く非難。普段、多くの問題で対立している民主・共和両党の議員らが一斉に立ち上がり、ウクライナへの連帯の意思を示しました。

さらに・・・

アメリカ バイデン大統領
「EUの27か国だけではありません。イギリス・カナダ・日本・韓国・ニュージーランドなど多くの国、スイスまでもがロシアに痛みをもたらし、ウクライナを支援しているのです」

日本などの名前をあげ、世界が連携してロシアへの制裁を実行に移したことを強調しました。

もっとも、およそ1時間の演説のうち、ウクライナ情勢については10分あまりで、残りの時間はすべて山積する国内問題に。

アメリカ バイデン大統領
「人々が得られるはずだった喜びをインフレーションが奪い取りました。わかっています、だから物価を落ち着かせることを私の最優先課題にします」

直面する記録的な物価上昇を緩和するため車や半導体の生産をアメリカ国内で増やす考えなどを示しました。
(02日17:44)

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