“海の宝石”サクラエビ 旬迎え不漁に“変化の兆し” 店は盛況(2023年11月14日)

“海の宝石”サクラエビ 旬迎え不漁に“変化の兆し” 店は盛況(2023年11月14日)

“海の宝石”サクラエビ 旬迎え不漁に“変化の兆し” 店は盛況(2023年11月14日)

 “海の宝石”が旬を迎え、お店は大繁盛です。解禁初日は不漁でしたが、変化の兆しが。

 静岡県の名産、今が旬のサクラエビ。桜色に輝く姿は駿河湾の宝石と呼ばれ、その身には甘みとうまみがギュッと詰まっています。そんなサクラエビを仕入れている静岡市内のお店では、かき揚げに釜揚げ、もちろん生のサクラエビ。さらに佃煮やお吸い物まで、すべてがサクラエビで埋め尽くされた「桜えび定食」が頂けます。

 客:「すごくおいしい。カリカリしてて香ばしくて」「幸せ。これはまた来ないと」

 サクラエビ漁の解禁で、お店のにぎわいは…。

 ごはん屋さくら 伊東忠雅店主:「やっぱ違いますよ。『サクラエビ漁が始まりました』というのが流れるだけで客が『待ってました』と来てくれる」

 人気のサクラエビですが、心配なことが…。

 ごはん屋さくら 伊東忠雅店主:「全体的に(漁獲量が)少なくて仲卸でも皆で分配状態」

 1日に秋漁が解禁となったサクラエビ。初日の水揚げは約1トン。去年と比べて3分の1ほどと不漁でした。2回目の漁はどうだったのでしょうか。8日夜に行われた2回目の漁。その水揚げ量は約4トン。初日と比べると約4倍になりましたが…。

 仲買人:「もっと量が取れてほしい」「全然足りない。半分どころじゃない。(今後に)期待したい」

 サクラエビの漁業組合によりますと、例年、秋漁解禁直後の水揚げは少ない傾向にあるそうです。今後の漁に期待が高まります。

 静岡県桜えび漁業組合 實石正則組合長:「初日に比べれば大きいエビが加入してきている。良い方向に向いている兆候がある。もっと増えてきて皆さんに食べていただけるような価格になれば」

 サクラエビの漁獲量というのは水温が下がると増える傾向にあるそうで、秋漁は来月25日までということです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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