「指定管理鳥獣」にクマ指定 被害急増で環境大臣が検討指示(2023年11月14日)
東北地方の知事らがクマを「指定管理鳥獣」に指定するよう要望したことを受けて伊藤環境大臣は14日、閣議後の会見で検討を事務方に指示したことを明らかにしました。
伊藤環境大臣:「きのう事務方に具体的な検討を指示したところでございます。指定管理鳥獣への指定はクマ類の保護管理上、大きな転換となります」
北海道や東北地方でクマによる人身被害が過去最多ペースになっていることを受けて「北海道東北地方知事会」は13日、環境省にクマの対策を緊急要望しました。
指定管理鳥獣には現在、イノシシとニホンジカだけが指定されていて、都道府県の捕獲などの取り組みが交付金で支援されます。
また、クマの捕獲に対して抗議の電話が自治体などに相次いでいることについて、伊藤大臣は「状況に応じた捕殺は必要だ。ハンターの皆様には人身被害を防止するために真摯に取り組んでいただいている」と話し、クマの駆除への理解を求めました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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