各地“今季一の寒さ”北海道では1日で降雪量33cm 給湯器故障続出も…問い合わせ倍増【もっと知りたい！】(2023年11月13日)
11月に入ってからも記録的な暑さが続いていましたが、12日は一転、全国で今シーズン一番の冷え込みとなりました。この急な冷え込みで、事故や給湯器の故障などトラブルが続出しています。
■「降りすぎ」1日で降雪量33cm
北海道の稚内では、ポストの上に雪がこんもり。乾いた雪が、撮影者の膝にまで達していました。
12日の稚内は24時間で33センチの雪が降り、11月の観測史上1位を記録しています。
撮影者：「すごい…降りすぎ案件…」
幌加内町では、雪が車の上に山盛りとなりました。12日から降り続いた雪で、30センチ以上積もりました。気温がさらに下がる夜には…。
画面奥には、不自然な形で2台の車が停車しています。凍結した路面で、事故が起きたのでしょうか？
撮影者：「ブラックアイスバーンになっていまして、夫が運転していたんですが、対向（車線）に出た。うちの車も被害に遭いそうだった」
強い寒気の影響で、占冠ではマイナス11.1℃を記録。全国の今シーズン最低気温となりました。
JR北海道では、滝川市内の信号機についた雪の除雪作業のため、函館線を走る15本が運休しました。
■焼きイモ専門店 売り上げ先週比1.5倍
12日の東京は都心で最低気温8.0℃と、今シーズン初の1ケタ台。7日、最高気温27.5℃を観測した東京都心では、半袖姿の人も目立ちましたが、ここ数日でぐっと冷え込み、12日はコートやマフラーなど、冬の装いが多くみられました。
焼きイモ専門店には、多くの客がほっくほっくの出来立てを購入しに訪れ、売り上げは先週と比べて1.5倍に伸びました。
■寒さに耐え…「ウェディングフォト」撮影
寒さを喜ぶ人がいる一方、寒さに耐える人もいます。
12日午後7時ごろの東京駅前、手元の温度計は13℃を示していますが、寒いなかでもたくさんの人が写真撮影をしています。
東京駅で行われていたのは、ウェディングフォトの撮影です。
新郎：「（Q.寒いですか？）寒くなってきましたね。この30分くらいで」
新婦：「鳥肌立ってきた。二の腕が」
寒さに耐えた甲斐があり、すてきな写真を撮影することができました。
■給湯器の故障続出「お湯出ない」
急激な寒さは、住まいの設備にも影響します。
スタッフ：「現状としては、お湯が出ないという状況になりますかね」「お急ぎ、お湯が出ない系なので」「最短であすの工事をご希望いただいたかと思うのですけど」
住宅設備の交換などを手掛ける会社には、給湯器からお湯が出ず、交換してほしいという依頼が相次いでいました。
スタッフ：「今ままでは調子が悪いというのが多かったが、『もう、お湯が出ない』故障が増えてきたのかなというのを肌で感じている」
給湯器に関する問い合わせは、暖かかった先週と比べ、2倍近くに増えているといいます。
交換できるくん 池田順一セールス部長：「気温が寒くなると、給湯器に非常に負荷が温めるのにかかるので。かなり給湯器故障の割合が増えてくる」
冬場は、お湯を作る時のエネルギー使用量が増えるため、給湯器に負荷がかかり、故障しやすくなるといいます。
（「グッド！モーニング」2023年11月13日放送分より）
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
