「英国王のスピーチ」72年ぶり ウィリアム皇太子に空港で歓声(2023年11月8日)
イギリスのチャールズ国王(74)が即位後、初めて議会の開会式に出席。華やかなパレードの後には72年ぶりとなる英国王のスピーチを行いました。
■「最愛の母」エリザベス女王たたえ
人々の前に、まずやってきたのは大英帝国王冠です。うやうやしく運ばれる王冠。その直後にチャールズ国王夫妻です。この大英帝国王冠は国家行事の時に身に着けるもので、過去にはエリザベス女王が「重くて下を向くと首が折れそう」と話していた王冠です。
即位後、初めて議会の開会式に臨んだチャールズ国王。
チャールズ国王:「諸侯、着席して下さい」
イギリス議会の開会式で国王が行う施政方針演説は「キングス・スピーチ」、英国王のスピーチと言われます。1958年に初めてテレビ放送されたスピーチ。エリザベス女王のため「クイーンズ・スピーチ」です。
当時の放送:「女王はルビーをあしらった大英帝国王冠とローブを身に着けています。女王のスピーチが始まります」
エリザベス女王(当時32):「きょう初めてこの式典はこの場にいる人々だけでなく、何百万人もの我が国民が見守ることとなりました」
今回は祖父・ジョージ6世以来、72年ぶりの英国王のスピーチ。
チャールズ国王:「最愛の母である女王が築いた国への奉仕と献身の遺産を心にとどめ、約70年ぶりとなるキングス・スピーチを行います」
ただ、チャールズ国王の人気はいま一つ。現地メディアの調査では、妹のアン王女やキャサリン妃より下の4番目。1位はウィリアム皇太子です。その人気は海外でも。
■ウィリアム皇太子に空港で歓声
手を振ると湧き上がる歓声。皇太子を背景に自撮りする人も。現在、ウィリアム皇太子は環境保護への貢献に対して贈られるアースショット賞の受賞式のため、シンガポールを訪れています。
さらに、ドラゴンボートの大会に飛び入り参加。高速で船を漕ぐウィリアム皇太子。
一緒にボートに乗った人:「彼はとても良い人ですね。普通のナイスガイという感じです」
好感度抜群でした。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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