季節性インフルエンザ全国で9週連続で増加 “注意報レベル”続く　1医療機関あたりの患者「16.41人」｜TBS NEWS DIG

季節性インフルエンザ全国で9週連続で増加 “注意報レベル”続く　1医療機関あたりの患者「16.41人」｜TBS NEWS DIG

季節性インフルエンザについて、厚生労働省は全国で報告された患者の数が1医療機関あたり「16.41」人となり、9週連続で増加したと発表しました。前の週に続き、「注意報レベル」の目安となる10人を全国で超えています。

厚労省によりますと、今月22日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は8万1160人でした。

前の週から2万6000人あまり増え、1医療機関あたりでは16.41人となりました。前の週から1.48倍となっていて、9週連続で増加しました。

前の週に続き、今後4週間以内に大きな流行が起きる可能性を示す「注意報レベル」の目安の「10人」を全国で上回っています。10月に「10人」を超えるのは、新型インフルエンザが流行した2009年以来、14年ぶりです。

インフルエンザは例年冬に流行し、春ごろには収束しますが、秋に流行するのは異例です。

都道府県別の感染状況を見ると、1医療機関あたりの患者数が最も多いのは、▼愛媛県の39.90人で、次いで、▼千葉県が29.39人、▼埼玉県が28.41人などとなっています。

インフルエンザの影響で全国の3751の学校などが休校や学級閉鎖となっていて、前の週と比べて1900あまり増え、ほぼ倍の数となりました。

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