「マニアックな旅が人気」意外な?場所に外国人客、70倍に増えた自治体も【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

「マニアックな旅が人気」意外な?場所に外国人客、70倍に増えた自治体も【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

「マニアックな旅が人気」意外な?場所に外国人客、70倍に増えた自治体も【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG

外国人観光客に人気の“紅葉”。紅葉と雪山のコラボレーションが見事な北海道・旭岳には多くの外国人観光客が。外国人が殺到する絶景スポットを取材しました。

■なぜこんな場所に? 外国人に人気!マニアックな旅

熊崎風斗キャスター:
日本に訪れる外国人観光客の皆さんには、どういう特徴があるのか。訪日外国人観光客向けアプリ「Japan Travel by NAVITIME」を運営しているナビタイムジャパンの藤澤政志さんに話を伺いました。特徴として「リピーターが増えてマニアックな旅が人気に。好きなテーマを深掘りする人が多い」ということです。

多分、初回に浅草とか京都とかに行って、どんどん「次はここに行こう」となってきているのかもしれません。マニアックなところを訪れた外国人の方を見ていきます。

神奈川・相模原市のレトロな自動販売機が並ぶ中古タイヤショップ。アメリカから来たクリスチャンさん27歳、友人に聞いて興味を持ちわざわざこの場所を訪れたそうです。この日の昼食はレトロ自販機で買ったファンタとポップコーン。

「アメリカには自販機が少なく、種類も少ない。この種類の多さは素晴らしい」と話していました。SNSとかで見たり、友人から教えられたりしていくパターンが多いようですね。

井上貴博キャスター:
レトロ自販機は日本の若い世代にもだいぶ浸透してますよね。

熊崎キャスター:
ちなみに訪日外国人数の伸び率を市町村別に比較してみました。

1 北海道・当別町(70.6倍)
  …チョコレート工場

2 山形・高畠町(64.0倍)
  …ワイナリー

3 茨城・北茨城市(50.6倍)
  …「よく分からない」

4 秋田・能代市(30.5倍)
  …バスケミュージアム

※訪日外国人向けアプリ「Japan Travel by NAVITIME」
 2019年と2023年1月~5月を比較

1位が北海道の当別町、札幌よりちょっと北側にある町ですが、70倍以上増えています。チョコレート工場があって、カカオがチョコレートになるまでを体験できる、これが外国人の方にも非常に人気があるということでした。

2位は山形・高畠町、ワイナリーが大人気。4位の秋田・能代市「能代バスケミュージアム」は、2022年12月に映画「THE FIRST SLAM DUNK」が公開され、対戦相手の山王工業高校のモデルが「旧能代工業高校」ということで、スラムダンクファンが訪れるようになってきている。

さらに現在の旧能代工高(能代科学技術高校)の校舎の前まで行って、写真を撮るアジア圏内の方が特に多いそうなんです。

3位の北茨城市は50倍なんですが理由は…「よく分からない」。これSNS上とかで見てもよく分からないですし、担当の方にも伺いました。北茨城市・商工観光課の方によると「なぜなのか。正直言って分からない。どこに来ているのかを検証中です」ということです。

井上キャスター:
これだけの情報化社会の中で、どこを調べても分からない情報があるというのは惹かれますよ。茨城の方で「これが理由じゃないか」と思う方はぜひ教えて欲しいです。

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