「ボーリング調査で20億が必要」などと27億集めたか 元本保証うたい出資金集めた疑い 会社社長ら4人を逮捕 警視庁｜TBS NEWS DIG
アフリカの採掘事業をめぐって、元本保証をうたい不正に資金を集めたとして逮捕された会社社長の男ら4人が、地質を調べるボーリング調査の名目などであわせて27億円を集めていたことがわかりました
逮捕された東京・新宿区の会社社長・船越洋平容疑者（34）と、神戸市の会社社長・樽本貴司容疑者（47）ら4人は、アフリカのコンゴ民主共和国で行っている鉱山の採掘事業をめぐって、元本保証をうたい、2つの法人や弁護士の男性ら4人からおよそ4億5千万円の出資金を不正に集めた疑いがもたれています。
その後の警視庁への取材で、4人が「地質を調べるためのボーリング調査に20億円が必要」などと言って、12億円を集め、最終的に1年半ほどであわせて98人からおよそ27億円を預かっていたことがわかりました。船越容疑者は以前勤務していた大手精密機器メーカーでの人脈を生かし、若手経営者や投資家に出資を持ちかけていて、最高で3億5000万円ほどを投資したという人もいたということです。
4人はおよそ1億円しか現地に送金しておらず、取り調べに対し「間違いありません」と容疑を認めているということです。
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