気温差大 「寒暖差疲労外来」医師が教える…タオルを使って簡単“首ケア”で(2023年10月10日)
一日の気温差が大きくなり、皆さん体調を崩していないでしょうか。この時期の寒暖差をどう乗り切っていけばいいのか専門家に聞きました。重要なのは“首のケア”だということです。
■おろそかになりがちな“首”こそ“ケア”を
話を聞いたのは「寒暖差疲労外来」を行っている「せたがや内科・神経内科クリニック」の久手堅 司院長です。
そもそも、この時期に体調を崩しやすいのは、気温差が大きくなってきて体温調整をしている自律神経に負担がかかり、免疫力が低下するなどして体調を崩してしまうのです。
自律神経を整えることが重要になりますが、自律神経は首の近くに集中しています。ですから、首のケアが大事になってくるわけです。
風呂につかったり、布団をかぶったりしても、どうしても首の部分は出てしまうことが多いためおろそかになりがちです。
■タオル1本&1分でできる 簡単“首ケア”
そこで、久手堅院長に1分間でできる首のケアを教えてもらいました。タオル1本を使って行います。首の血流を良くすることによって、自律神経を整えることができます。
首のケア(1)タオルを縦に2回折り、首に掛けます。位置は耳の下のあたりにタオルがあたるようにします。
首のケア(2)首の角度20度から30度で、斜め上を向き、その状態を30秒キープします。手に力を入れ、首に圧がかかるように引っ張ります。
首のケア(3)続いて、顔を下に向けます。こちらも20度から30度の角度でタオルを引っ張り、首に圧をかけて30秒キープします。
もし痛みを感じたら無理をしないように。痛くない方向だけやってもいいそうです。
首が温かくなると、血行が良くなっている証だといいます。
久手堅院長によると、朝昼晩1日3回ほど行うと効果的だということです。
(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2023年10月10日放送)
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