ジャニーズ名の“消滅”を宣言 全く違う新体制で何が変わる?(2023年10月2日)

ジャニーズ名の“消滅”を宣言 全く違う新体制で何が変わる?(2023年10月2日)

ジャニーズ名の“消滅”を宣言 全く違う新体制で何が変わる?(2023年10月2日)

 2日午後2時から行われた会見で、「ジャニーズ事務所」という名前は消滅し、これまでとは全く違う新体制になることが分かりました。

 では、これによって注目されていた「社名」「タレント」「株」「救済」の4つのポイントはどう変わっていくのでしょうか。

■ポイント(1)新体制…タレントは?

 まずは新たな体制がどんなものになるのか見ていきます。

 ジャニーズ事務所はエンターテイメント業界から完全撤退し、被害者への補償だけを行う会社になるといいます。社長は東山紀之さんが務め、藤島ジュリー景子前社長は取締役としてとどまるということです。

 一方で、新たにタレントのマネジメントを行うエージェント会社を設立するということです。こちらの会社は東山さんが社長、井ノ原快彦さんが副社長を務めることが分かりました。

 希望するタレントは、新たな会社とエージェント契約などを結ぶことができるということです。

■ポイント(2)社名…「ジャニーズ」は消滅

 そして注目されていた社名についてですが、補償を行う会社は、「ジャニーズ事務所」から「SMILE-UP.(スマイルアップ)」へと変更します。

 マネジメントを行う新会社は、ファンクラブから公募して名前を決めていくということです。

 つまり、「ジャニーズ」の名称はすべてなくなるということで、「関ジャニ∞」や「ジャニーズWEST」のグループ名も変更していくということが分かりました。

■ポイント(3)株式…「法を超えた救済」のために

 ジュリー氏が所持していた株式についても注目されていましたが、このまま100%を保有するということです。

 これは「法を超えた救済」を実現するためだと、会見のなかで説明がありました。

 また、新会社に対してジュリー氏が出資することはないと会見で明言しています。

■ポイント(4)被害者の救済・補償…11月スタートを

 では、被害者の救済・補償はどのように進めていくのでしょうか。

 これまでに補償を求めている人は325人いるということです。

 補償金額は、第三者の弁護士による被害者救済委員会からの提示を受けて決定していくということです。

 この補償は11月からのスタートを目指しています。

 そして最後まで救済を終えたときは、「SMILE-UP.」を廃業すると発表しました。

(「スーパーJチャンネル」2023年10月2日放送)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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