上野動物園のパンダ「シンシン」公開休止 “高血圧”判定…鼻血も(2023年9月29日)
■“高血圧”判定…鼻血も 公開休止
東京の上野動物園で暮らす雌のジャイアントパンダ「シンシン」。なんと高血圧の治療が必要だと判明しました。先週、公開されたスタッフに腕を伸ばすシンシン写真の写真。その腕に巻かれているのは「血圧計」です。定期健診ではありません。
実はシンシン、15日昼ごろに鼻から出血。その後も出血が続いたため高血圧の疑いから急きょ、血圧を測ることになったのです。結果は最高170、最低146。ジャイアントパンダの平均血圧は最高140から160、最低80から90といわれています。これより高い値が確認されたシンシンは「高血圧」とみられています。
パンダも高血圧を放置すると心臓病や脳卒中、網膜剥離(もうまくはくり)による失明を引き起こす可能性があるとのことです。これを受けて一般公開は中止にし、血圧を下げる薬を飲ませました。
上野動物園のジャイアントパンダが高血圧が原因で公開中止となるのは初めてです。現在の体調は食欲もあって変わらないそうで、見た目では具合が悪いそぶりはないとのことです。公開の再開時期は来月3日以降になるとみられています。
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