誰かがテントの中に!? 女性キャンパー「手震えた」…深夜キャンプ場で“恐怖体験”【もっと知りたい!】(2023年9月26日)
キャンプ人気の高まりとともに、女性キャンパーを狙うトラブルが増えています。女性だけのキャンプに潜む危険を取材しました。
■「手が震えた」真横で足音
キャンプをしていた女性:「考えすぎかもしれないですけど、これで殺されたくないという思いがあって。本当に、今までで一番怖いなとは思いました」
こう話すのは、先月、兵庫県内のキャンプ場で、女友達と2人でキャンプをしたという女性。深夜1時、テント内で寝ていたところ、突然、友人に起こされたといいます。
キャンプをしていた女性:「『テントの中に足音がする』ということで。(友人に)かなり焦っている感じで、肩をゆすって起こされました」
女性たちのテントは大型で、食事をするスペースと寝るスペースに分かれていて、チャックの仕切りも付いています。
友人は、何者かが食事をするスペース内にまで侵入し、仕切りのすぐ真横から足音が聞こえてくるというのです。
キャンプをしていた女性:「自分たちの方に入ってきて、何かされたらどうしようという思いが強かったです。出口が1つしかないので、こちらがその人を確認する=そこにいたらもう終わり。どうすることもできなかったです。友達と『せーの』で声を出そうと言ったが、もう友達が怖すぎて声が出せなくて。私だけが『人がいるのであれば、出て行ってください』と言いました」
女性の声掛けにも反応はなし。キャンプ場には管理人もいないため、女性は警察に通報しますが…。
キャンプをしていた女性:「警察にかける手が震えました。(警察は)全くこちらに来てくれる様子がなかったために『ふざけているわけではないので、来てください』というのをかなり強くこちらが伝えて、やっと出動してくれるかなという感じ」
およそ30分後、到着した警察官がテント周辺を確認。物を盗られた形跡や不審者の姿は見つかりませんでした。
それでも、女性の不安は朝まで続いたといいます。
キャンプをしていた女性:「正直、私は朝になって周りが明るくなるまでは、一睡もできなかったです」
その後、片付け作業をしていると、あることに気が付いたといいます。
キャンプをしていた女性:「自分たちが開けてない方の(テントの)チャックが開いていたことに気付いて、やっぱり人が周りにいたのかなと思った。すごい、さらに怖くなったというか。何もなくて、よかったなという思いが大きかった」
■「LINE交換して」ナンパ被害も
女性キャンパーが恐怖を感じたという事例は後を絶ちません。6月にはソロキャンプをしていた女性が、見知らぬ男性から突然、連絡先の交換を迫られたケースもありました。
男性:「ライン交換しませんか?」
女性:「はい?」
男性:「ライン交換」
女性:「しないです。警察呼びますよ。ライン交換しようって、ナンパですよね?」
男性:「違いますよ。警察って何?」
女性:「声掛けられて、怖いじゃないですか」
話しかけてきたのは50代くらいの男性。女性が恐怖を感じながらも、強い口調で突っぱねると…。
男性:「いいよ、いいよ、俺が離れるから。ほっといて」
女性:「ほっといてって、そっちが話し掛けてきた」
男性:「なんだ、テメエ!じゃあ離れるよ、興味ないから」
通報で駆け付けた警察官が男性を注意しましたが、女性は朝まで一睡もすることができませんでした。
ソロキャンプの普及活動に取り組む「日本単独野営協会」の小山仁代表によると、より安全にキャンプ楽しむためには、管理人が常駐しているキャンプ場を選んだり、テントに南京錠を付けたりするなどの対策が重要だということです。
(「グッド!モーニング」2023年9月26日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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