「ひきこもり支援」業者経由で精神科に強制的に入院させられた男性 2審も病院側に勝訴 「医療保護入院」めぐり精神障害など認めず 東京高裁|TBS NEWS DIG
ひきこもり支援をうたう業者に無理矢理自宅から連れ出された男性が「精神障害がないのに精神科に強制的に入院させられた」として病院側に賠償を求めた裁判で、2審の東京高裁も1審に続き入院の違法性を認め、病院側に賠償を命じました。
判決によりますと、男性(30代)は大学卒業後、就職せず、両親と同居していた2018年に父親が契約した業者によって自宅から連れ出され、その後、東京・足立区の精神科「成仁病院」に50日間、強制的に入院させられました。
この入院は精神障害があると診断されれば、本人の同意がなくても家族の同意で行える「医療保護入院」という措置でしたが、男性は「当時自分には精神障害がなかった」として病院側を提訴していました。
きょうの判決で2審の東京高裁は、病院が「医療保護入院」の際に必要な指定医による診察を行っていなかったと認定。さらにカルテなどから「男性に精神障害があったとは認められない」として、1審に続き病院側に308万円の支払いを命じました。
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