“低価格”武器にシェア拡大狙う 中国のEV最大手「BYD」が日本で「300万円台」電気自動車の販売開始|TBS NEWS DIG

“低価格”武器にシェア拡大狙う 中国のEV最大手「BYD」が日本で「300万円台」電気自動車の販売開始|TBS NEWS DIG

“低価格”武器にシェア拡大狙う 中国のEV最大手「BYD」が日本で「300万円台」電気自動車の販売開始|TBS NEWS DIG

EV=電気自動車へのシフトが世界的に加速するなか、中国のEV最大手が日本で300万円台の電気自動車を発売しました。

中国のEV最大手「BYD」がきょうから日本で販売を始めた電気自動車「DOLPHIN」。

記者
「小回りもかなり効きますね」

一回の充電で走れる距離は400キロメートルですが、最大の特徴は、その“価格”です。

BYD Auto Japan 東福寺厚樹 社長
「まさにコンパクトEVの決定版である」

価格は363万円から。さらに国の補助金を使うと、298万円になります。

今回、軽自動車よりもサイズの大きい普通車で、価格の安いEVを投入したBYD。“今が勝負時”だと強調します。

BYD Auto Japan 東福寺厚樹 社長
「国産ブランド各社が本格的にEVをラインナップに拡充してくるのが、おそらく2025年、26年といったタイミング。それまでが当社にとっても大きなチャンス」

日本国内ではトヨタや日産のEVは3車種に留まっている状況で、各社ともにこれから増やしていく段階です。

BYDとしては日本メーカーのラインナップが出そろう前に、低価格を武器に日本市場で一気にシェアを拡大したい考えです。ただ、攻勢を強めているのは中国だけではありません。

日本国内で最も多い7車種のEVを展開するドイツのメルセデス・ベンツ。先月、14年ぶりにトップ自ら来日し、強調したのは日本市場でのEV戦略の強化でした。

メルセデス・ベンツグループ オラ・ケレニウス会長
「充電というところに投資して、公共の場で皆さんが欲しがっている便利さをメルセデス・ベンツで提供したい」

ケレニウス会長は、日本国内で独自の急速充電ステーションの設置を検討していると明らかにしました。

日本では充電設備が不足し、EV普及の妨げになっているため、独自の充電ステーション網を構築することでEVの販売拡大につなげる狙いです。

EVシフトが加速するなか、海外勢は虎視眈々と日本でのシェア拡大を狙っています。

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