ゼレンスキー大統領「私たちは団結しなければなりません」 国連総会で演説終え「初日は良かった」|TBS NEWS DIG
19日に始まった、国連総会の一般討論演説。ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアによる侵攻以降、初めて対面で臨みました。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「侵略者を打ち負かすため、そして、すべての力を結集して試練に立ち向かうため、団結して行動しなければなりません」
「団結」の必要性を何度も繰り返し、ロシア寄りや中立的な立場をとる国なども念頭に、協調して対応するべきだと訴えた形です。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「私たちは団結しなければなりません。団結するのです。ウクライナに栄光あれ」
会場のロシアの代表団は手元のスマートフォンが気になる様子。去年のビデオ演説の際に比べると空席も目立ちましたが、日本やアメリカからはロシアを非難する声があがりました。
アメリカ バイデン大統領
「ロシアだけがこの戦争をすぐに終わらせることができます。もしウクライナ(の領土)を切り分けることを許せば、どの国の独立性が確保されるでしょうか」
バイデン大統領は「侵略に団結して立ち向かう」などと述べ、ウクライナとの連帯を強調。ゼレンスキー大統領も拍手を送りました。
一方、ウクライナ支援を続ける欧米諸国とは一線を画す国々からは…。
ブラジル ルラ大統領
「交渉の余地をつくるべきだと、繰り返し訴えてきました。開発よりも軍備に多く投資されています」
南米ブラジルのルラ大統領はウクライナへの軍事支援を批判したうえで、対話による解決を呼びかけました。南アフリカのラマポーザ大統領も。
南アフリカ ラマポーザ大統領
「火に油を注ぐ行動は避けなければなりません」
国連加盟国の間で広がる分断。ゼレンスキー大統領はJNNの問いかけに応じ、初日をこう振り返りました。
記者
「初日はいかがでしたか?」
「初日は良かった。充実した日でした」
ゼレンスキー大統領は20日、安全保障理事会の首脳級公開討論に臨む予定で、同じく出席する見通しのロシア・ラブロフ外相を前に、ウクライナ侵攻を非難するものとみられます。
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