15t鉄骨落下…2人死亡 現場近くにいた人「地震と雷が一緒に来たような感じ」【羽鳥慎一 モーニングショー】(2023年9月20日)

15t鉄骨落下…2人死亡 現場近くにいた人「地震と雷が一緒に来たような感じ」【羽鳥慎一 モーニングショー】(2023年9月20日)

15t鉄骨落下…2人死亡 現場近くにいた人「地震と雷が一緒に来たような感じ」【羽鳥慎一 モーニングショー】(2023年9月20日)

 東京駅近くのビルの建設現場で、15トンの鉄骨が落下する事故が起きた。この事故で30代と40代の作業員2人が亡くなるなど5人が死傷した。警視庁は、業務上過失致死傷の疑いも視野に捜査を進めている。

■現場は…大規模再開発が進むエリア

 3連休明けの事故に、東京駅八重洲口のオフィス街が騒然となった。

 上空から見ると長い鉄骨が2本、不自然に横たわり、その内の1本には、短い鉄骨が少なくとも3本固定されているのが分かる。

 東京駅のカメラは、事故の瞬間の音声を記録していた。

 現場近くにいた人:「地震と雷が一緒に来たような感じ。一瞬、最初、建物が崩れたのかなと思ってしまうくらいでした」

 警視庁などによると、この事故で5人の作業員が巻き込まれ2人が死亡。他の男性3人もけがをした。

 現場は「国家戦略特区」に指定され、大規模な再開発が進められているエリア。事故があったビルは、2025年に完成予定の51階建ての複合商業施設で、大林組と大成建設の共同事業体が工事を手掛けている。

 現場で、一体何が起きたのか?

 警視庁によると、ビルの7階部分でクレーンでつり上げていた長さ30メートル、重さ15トンの鉄骨を、他の鉄骨と固定する作業中、何らかの理由で鉄骨が傾き3階部分に落下。他の鉄骨を巻き込み、作業をしていた5人も一緒に転落したという。

 大林組のコメント:「安全を守れなかったことは悔恨の極み。全社を挙げて再発防止と安全施工の徹底に取り組んでまいります」

 警視庁は事故の詳しい原因を調べる方針で、業務上過失致死傷の疑いも視野に捜査を進めている。

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2023年9月20日放送分より)
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