株式市場はウクライナ情勢に敏感に反応 原油価格は高騰
株式市場の反応などについて、東証アローズから中継です。
株式市場は、ウクライナをめぐる動向に敏感に反応しています。
「(侵攻が)始まったので、少し見た方がいいかなと思うんですよ」
証券会社には朝から、ウクライナ情勢をめぐる問い合わせの電話が相次ぎました。株価ですが、前日までの5営業日で1400円以上値下がりしていたことで割安感が出た銘柄などに買い注文が集まり、結局、きのうより382円高い、2万6353円58銭で午前の取り引きを終えています。
一般投資家
「やっぱり気にはなりますよね。今後の先行きが、どのようになるのかというのは、かなり不安定な状態ですから」
また、原油の供給が停滞することへの不安から原油価格が値上がりしています。国際的な原油価格の指標もきのう、1バレルあたりの価格が一時、100ドルを超えるなど、およそ7年半ぶりの高値を記録しています。
こうした原油価格の高騰は企業業績への悪影響や、生活用品などのさらなる値上げにつながりかねず、日本経済への打撃になる可能性があります。
市場関係者は「ウクライナ情勢を巡る不透明さは根強く、市場が情報に敏感に反応する状況は続く」と警戒感を示しています。
(25日11:03)
コメントを書く