「兼業届け提出を失念」維新・池下衆院議員が陳謝 無届けで公設秘書が市議を兼職 給与を二重で受ける

「兼業届け提出を失念」維新・池下衆院議員が陳謝 無届けで公設秘書が市議を兼職 給与を二重で受ける

「兼業届け提出を失念」維新・池下衆院議員が陳謝 無届けで公設秘書が市議を兼職 給与を二重で受ける

 日本維新の会の池下卓衆議院議員が地元の高槻市議2人を法律で定められた届け出をせずに公設秘書として雇っていたことが分かりました。さきほど取材に応じた池下議員が語ったこととは。

 日本維新の会・池下卓衆議院議員「『兼業届』の提出を失念していた。非常に申し訳なく思い、お詫び申し上げたい」

 さきほど、私たちの取材にこう釈明した日本維新の会の池下卓衆院議員。一昨年の初当選直後、当時の高槻市議2人を自らの公設秘書にしていました。その際、公設秘書が他の仕事と兼職する際に必要な衆議院議長への届け出を失念していたということです。

 特別職の国家公務員にあたる公設秘書の給与は、国から支払われていて、2人の秘書は一時期、市議報酬と秘書給与の両方を受け取っていました。この点については…。

 池下議員「無償で手伝ってもらうことになると逆に公選法に抵触してしまうこともあって、しっかりと経験を踏まえて労働の対価ということで2人に仕事をしていただいた」

 一方、当時市議と公設秘書を兼ねていた人物は…。

 大阪維新の会・市来隼大阪府議「公設(秘書)の報酬が、額面が30万ちょっとで手取り26~27万ちょっとだった。どの仕事でもそうだが、働いた分(報酬を)いただくのは当然だという認識」

 現在は大阪府議の市来隼氏は当時、衆議院に公設秘書としての届け出は行ったものの、議長に「兼職届」を出すルールは知らなかったといいます。

 市来府議「あの時は無茶苦茶忙しかった。お恥ずかしい話、(池下議員が)こんなに勝ち切る結果になるのは分かっていなかった。当然秘書を雇うことを見越して働いていたわけではない」

 一昨年の衆院選。池下議員が大阪10区で戦った相手は、当時「野党最強候補の一人」ともいわれた、辻元清美議員でした。

 立憲民主党・辻元清美衆院議員(当時)「維新ってローカルなんですよ。ローカルな維新っていうのは、あんまり眼中にない」

 選挙戦は辻元議員のこの発言で形勢が逆転したとも言われていて、維新側にとって池下議員の当選は準備不足の中での「まさかの勝利」だったのかもしれません。有権者の反応は…。

 有権者
 「(維新は)できて間もないし、それだけの人材がいないのでは。もうちょっと成熟して自民党に代わるような政党になればいいが、いまのままではね…」
 「維新だけじゃないかもしれないが、意識をもってちゃんとしていただかないと。私たちの代表なんでね」

 日本維新の会は公設秘書の兼職について「個別に判断されるべきもので否定されるものではない」とコメントしています。

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