「プーチンが侵略者だ。プーチンが戦争を選んだ」米・バイデン大統領が大規模な経済制裁を発表
ロシア軍の侵攻を受けアメリカのバイデン大統領はロシアへの大規模な経済制裁を発表。プーチン大統領を「侵略者だ」と非難しました。ワシントンから中継です。
バイデン大統領は「ロシア経済にただちに、そして長期にわたって厳しい負担が科される」と強調しました。
バイデン大統領
「プーチンが侵略者だ。プーチンが戦争を選んだ。そして今、プーチンと彼の国がその責任を背負うことになる」
新たな制裁ではロシア最大の銀行を含む5つの金融機関を対象にアメリカ国内の資産を凍結するほか、半導体などハイテク部品の輸出を大幅に制限します。
一方で、最も打撃を与えるとされる銀行間の国際的な決済ネットワークからの排除や、プーチン大統領個人への制裁は見送りました。
バイデン大統領は「米ロ関係には完全な断絶が起きている。間違ってはいけないのは自由が勝つということだ」と話しています。
ジョージ・ワシントン大学 ロバート・オルトン教授
「現時点では経済制裁の影響をはっきりとは言えないが、時間が経てばプーチン氏がさらに進むのを抑えられるかもしれない。事態はとても早く動いているので判断は難しい」
ブリンケン国務長官は「プーチン氏がウクライナ政府の転覆を狙っているとの認識を示しました。
各国と協調し大きな制裁カードを切ったバイデン政権ですが、その間にも事態は刻々と悪化し続けています。
(25日11:23)
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