「最も強い言葉で非難」米、国連安保理にロシア非難決議案を提出へ(2022年2月25日)
ロシアがウクライナに軍事侵攻したことを受けてアメリカの政府高官は、国連の安全保障理事会にロシアを非難する決議案を提出すると明らかにしました。
アメリカ政府の高官は24日、「ロシアのウクライナへの侵略と主権の侵害を最も強い言葉で非難する」として、安保理に決議案を提出すると明らかにしました。
決議案ではロシア軍の無条件の即時撤退や民間人の保護などを求めていて、25日にも採決する予定です。
安保理の決議には法的拘束力があり、15のメンバーのうち9カ国の賛成で採択されますが、常任理事国のロシアが拒否すれば成立しません。
政府高官は、「拒否権の行使は予測しているが、ロシアの孤立を強調することが目的だ」として、国連総会での決議の採択も目指すということです。
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