国内初「監獄ホテル」星のやが奈良に…赤レンガ造りに歴史的価値　2026年春開業へ【知っておきたい！】(2023年9月15日)

国内初「監獄ホテル」星のやが奈良に…赤レンガ造りに歴史的価値　2026年春開業へ【知っておきたい！】(2023年9月15日)

　1908年に建てられた明治五大監獄の一つ、旧奈良監獄。赤レンガ造りの建物の歴史的価値やデザインが評価され、2017年に国の重要文化財に指定されています。

　その刑務所が14日、全国でホテルや旅館を展開する星野リゾートの最高級ブランド「星のや」を冠した新たなホテルとして生まれ変わると発表されました。

　星野リゾート　星野佳路代表：「名称は『星のや奈良監獄』にしようと思っておりまして。重要文化財であるということと、それがたまたま監獄であったということ。それをホテルにするというところが、今回の最大の特徴だと思っています」

　かつて看守が立っていた監視所を中心に、受刑者を収容していた収容棟が放射状に広がる構造をそのまま残します。

　5つの収容棟のうち4つは独居房などをまとめて48の客室に改修され、残りは旧奈良監獄の歴史を学べるミュージアムになります。

　国内初の監獄ホテル「星のや奈良監獄」は2026年の春、開業予定です。

（「グッド！モーニング」2023年9月15日放送分より）
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