西部リビウ「現状攻撃の情報なし」平穏なれど緊張高まる(2022年2月24日)
街の様子などに変化などはあるでしょうか。ウクライナ西部のリビウから報告です。
(山上暢記者報告)
今のところ大きな変化はなく、リビウ市内は今のところ攻撃を受けたという情報も入ってきていないです。
ただ、午前8時前後から、街なかにサイレンが断続的に鳴るようになっています。
こちら特に空襲などの警報ではないのですけれども、緊急事態を伝えるためのサイレンだということです。
街頭にスピーカーがあります。このスピーカーから時折、街頭放送が流れてきています。
内容としては水分などを十分に確保するようにといった内容ですとか、外出の際はガスの元栓を締めるようにといった内容が周知徹底されています。
現在、ウクライナ国内広い範囲にわたって攻撃を受けているという情報が入ってきています。
東部や首都のキエフが中心になっているんですけれども、西部リビウのヘリコプター基地などの軍事施設も一部で対象になっているという情報も入っています。
そして、ウクライナ軍の情報によりますと、これまでに、ロシア軍の空軍機5機のほかヘリコプター2機、これらを撃墜したと発表しています。
さらに最新の情報で、ロシアからの攻撃によってこれまでに少なくとも8人が死亡したという情報も入ってきています。
戒厳令が出されて、リビウの町なんですけれども、特に23日までと人通りが少なくなったというような印象はありません。
ただ、サイレンや街頭放送は断続的に続いていて、少しずつ緊張感の高まりのようなものは感じます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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