特殊詐欺の全国被害件数 過去10年で“最多” 警視庁が民間と対策会議(2023年9月5日)

特殊詐欺の全国被害件数 過去10年で“最多” 警視庁が民間と対策会議(2023年9月5日)

特殊詐欺の全国被害件数 過去10年で“最多” 警視庁が民間と対策会議(2023年9月5日)

 全国で特殊詐欺の被害件数が過去10年で最多となるなか、警視庁は被害を防ぐため、民間企業などと会議を開き、情報提供と被害防止の対策を呼び掛けました。

 警視庁 田中俊恵副総監:「特殊詐欺を防ぐためには、高齢者への『お声掛け』や被害に遭わない環境・システム作りが大きな力となります」

 警視庁によりますと、東京都内では今年に入ってから7月末時点での特殊詐欺による被害額は45億円を超えていて、去年に比べておよそ12億円増えています。

 警視庁は5日、NTT東日本や銀行などと対策会議を開き、特殊詐欺の被害を防ぐための協力を呼び掛けました。

 特に、振り込め詐欺などへの対策として金融機関のATMコーナーで「携帯電話の通話をしない、させない」ことを銀行などと協力しながら都民に周知していきたいとしています。

 警察庁によりますと、今年上半期の全国の被害件数は過去10年で最多となっていて、被害者の8割が高齢者です。

 被害額は193億円に上っています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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