「しつけと称し日常的に暴行」5歳男児“虐待死”裁判 母親に12年、同居男に15年求刑(2023年9月1日)

「しつけと称し日常的に暴行」5歳男児“虐待死”裁判 母親に12年、同居男に15年求刑(2023年9月1日)

「しつけと称し日常的に暴行」5歳男児“虐待死”裁判 母親に12年、同居男に15年求刑(2023年9月1日)

 埼玉県本庄市で当時5歳の男の子に暴行を加えて死亡させた罪などに問われている母親と同居人の男の裁判で検察側が母親に懲役12年、男に懲役15年を求刑しました。

 柿本知香被告(31)と同居していた丹羽洋樹被告(36)は、去年1月、本庄市の自宅で柿本被告の長男・歩夢くんを投げ飛ばすなどして死亡させ遺体を埋めた罪などに問われています。

 1日の論告で、検察側は「1年という長期間にわたり無抵抗な歩夢くんにしつけと称して日常的に暴行を加えていて極めて悪質性が高い」「本来守ってくれるはずの母親から受けた苦痛は甚大」などと指摘し、柿本被告に懲役12年、丹羽被告に懲役15年を求刑しました。
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