教え子の女子児童に盗撮などの疑い 四谷大塚に勤務していた元塾講師の男を逮捕 子どもへの性被害防ぐため日本版DBSに塾講師も|TBS NEWS DIG
教え子の女子児童を盗撮したなどとして逮捕された大手中学受験塾「四谷大塚」元講師の男が、高校時代にも、子どもに対してわいせつな行為に及ぶ様子を撮影していたことが、同級生への取材でわかりました。塾講師による子どもの性被害、どうすれば防げるのでしょうか。
四谷大塚の元社員で、講師を務めていた森崇翔容疑者(24)。教え子の小学生の女子児童(9)に下着が見える状態で体育座りをさせ、スマホで盗撮したなどの疑いがもたれています。
森容疑者を知る 高校時代の同級生
「ニュースで彼の名前が出たときは、『やっぱりか』という感じで。(犯行が)小学生向けの塾でという話だったので、高校時代にやっていたことと変わらない」
森容疑者の高校時代の同級生がJNNの取材に応じ、「当時も子どもに対しわいせつな行為に及ぶ動画を撮影していた」と証言しました。
森容疑者を知る 高校時代の同級生
「小さな(男の)子どもにわいせつな(行為をする)動画を(携帯で)撮っていて、僕もそれ(動画)を実際に見させられた。公園なり、そういう場所で、彼の顔もうつっていて、すごく気持ち悪いなと。おそらく何回もやっている。自分が撮ったものを誰かに見てもらいたい欲求」
教育に携わる当事者が起こした卑劣な犯罪。
政府は保育や教育現場などで働く人に性犯罪歴がないかを確認する仕組み「日本版DBS」の導入へ向け議論を始めていて、保育所や学校などに利用を義務付ける方向です。
ただ、これだけでは被害は防げないと、塾やスポーツクラブなど子どもと関わる全ての仕事を対象とするよう求めたNPO法人のオンライン署名には、すでにおよそ7万人が賛同しています。
認定NPO法人フローレンス 駒崎弘樹会長
「日本版DBSができること自体は、とても歓迎すべきこと。しかし今の案では塾や習い事などが義務化の対象になっていないことが大きな問題。塾や習い事などでも性犯罪を犯す方は紛れこむ。こうしたところもきっちりと義務化対象としていくのが非常に重要」
政府は塾やスポーツクラブには法律面から義務付けが難しいことから、任意で利用してもらうよう検討を進めるということです。
捜査関係者によると、森容疑者は自ら作ったグループチャットに盗撮した動画を投稿し、「自分の性欲を仲間と分かち合いたかった。投稿した動画を見てムラムラしていた」と供述。
パソコンやスマホからは女子児童の下着姿などおよそ15人分の動画が見つかっているということで、警視庁が余罪を捜査しています。
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