「男女の報酬同じに」和解 米サッカー女子代表訴訟(2022年2月23日)
アメリカのサッカー女子代表が起こした訴訟で今後、男子代表と女子代表の報酬を同じにすることで和解しました。
アメリカサッカー連盟と女子代表は22日、男女の報酬の格差について今後、報酬の支払いの基準を同じにすることと、女子代表チームに2400万ドル=およそ27億円を支払うことで和解したと発表しました。
2200万ドルは女子代表選手への支払いに、200万ドルは女子代表選手の引退後のキャリア支援などに使われます。
アレックス・モーガン選手は「これは私たちにとって、女子スポーツにとって、そしてすべての女性たちにとっての、とても大きな勝利だ」とコメントしています。
訴状によると、ある条件では男子代表選手は1試合に1万3166ドル受け取る一方、女子代表選手の報酬は4950ドルとなっていて、男子の38%にとどまる計算になるということです。
2019年に女子代表チームと選手28人が、代表チームの男女の支払い格差を巡り、サッカー連盟を相手どって訴訟を起こしていました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>
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