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路面電車 “ギョーザの街”宇都宮に新規開業 国内で75年ぶり 各地で復活の動きも #shorts
来週、宇都宮市で、国内では75年ぶりに路面電車が新規開業します。各地でも車の普及に伴って姿を消した路面電車が復活する動きが出ています。どんな背景があるのでしょうか?
■LRT導入の背景 専門家は…
8月26日、宇都宮市で新たに開業する次世代型路面電車LRT。低い床でお年寄りやベービーカーが乗り降りしやすいのが特徴です。
ギョーザの街・宇都宮は雷の発生が多く「雷都」と呼ばれるため、愛称は「ライトライン」に決定。イメージカラーは稲光を表す黄色で、座席にも雷をイメージしたデザインが描かれています。
宇都宮ライトレール 宮崎拓さん:「市内のごみ処理施設で発生したバイオマス電力なので、ゼロカーボンの電力を用いて、環境に優しい乗り物となっています。日本で初めての取り組みです」
JR宇都宮駅東口から工業団地が集まる隣町の芳賀町まで14.6キロの距離をおよそ44分で結びます。
地元の人:「すごく楽しみですね」「線路沿いにお店ができて、にぎわいができればいいんじゃないかな」
今回のLRT導入の背景について、専門家は次のように話します。
書籍「路面電車年鑑」 佐藤信博編集長:「(高齢者が)車を運転できなくなると、途端にどこにも行けなくなるという状況があるので。地方の行政も気付き始めて、公共交通を充実させようという動きになったのかなと思っています」
■観光資源として成功例も
日本では、かつて多くの路面電車が走っていましたが、高度経済成長期に車が普及したことで、その多くが廃止されました。
一方で、近年、路面電車復活の動きも出始めています。
そのパイオニアが、LRTを国内で初めて本格的に導入した富山市です。
将来の人口減少を見据え、市街地に都市機能を集約する「コンパクトシティ」を掲げ、その主な交通手段としてLRTを位置付けています。
コロナ禍がありながらも、利用者が増加しています。
富山市交通政策課 吉川賢一主幹:「市民の理解を得ることが大事かと思います。開業後、事業効果をしっかり検証して、どういう効果があったのか、住民に発信していくことが大事だと思います」
他にも、派手な装飾を施したり、SLタイプの路面電車を走らせたりして観光資源として成功している例もあります。
こうしたなか、現在LRTや路面電車の導入を検討している自治体が複数あるといいます。
佐藤編集長:「宇都宮が成功すれば、これを見て追随する行政もどんどん出てくる。宇都宮が果たす役割はすごく大きいと思います」
(「グッド!モーニング」2023年8月17日放送分より)/a>



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