「キャンセル分ほぼ埋まった」台風それて“当日予約”急増…台風7号お盆休み直撃(2023年8月14日)

「キャンセル分ほぼ埋まった」台風それて“当日予約”急増…台風7号お盆休み直撃(2023年8月14日)

「キャンセル分ほぼ埋まった」台風それて“当日予約”急増…台風7号お盆休み直撃(2023年8月14日)

台風7号は、強い勢力を保ちながら近畿地方に接近しています。各地でお盆休みの計画が狂い、予定の変更を余儀なくされています。

いち早く、影響の出始めた和歌山県でも、観光客が急ぎ足で逃げ場を探します。

観光客:「きょう一日遊んで帰る予定だったが、早めに切り上げて午前中で帰ろうかと」「(Q.海でどんなことしたかった)泳ぎたかった」

すでに交通機関には、大幅な乱れが出ています。大阪から福岡に向かう、最終のフェリーは3時間ほど出港を早めました。甲子園観戦を切り上げて帰路に就く高校生もいました。

高校生:「良い試合で、最後まで何があるか分からない状況」「(Q.劇的な終わり方だったらしいが)見たかったです」

新幹線も15日は、名古屋駅と東京駅の間も大幅に本数を減らしての運転となります。

観光客:「14日は、USJに行こうと思っていたけれど、中止にした。今朝まで悩んでいたけれど、やっと家族の意見が一致して。すごい揉めに揉めていたが、決めました」「一刻も早く帰らんと、人が多いとおなか大きいから、アカンかなと。もう必死で券を取って」

15日、日本航空は241便、全日空は313便の欠航を決めています。

台風は当初の予想よりも関東から、それる形となりそうですが、影響は避けられません。ところが、神奈川・茅ケ崎市にある海沿いのキャンプ場は盛況です。

男性:「ちょっと天候があれなので、山はキャンセルして、海の方に急きょ。(Q.予約はいつ)今朝」

4家族14人で訪れた人たちもいました。

男性:「ずっと待っていたら、やっぱりキャンセルが出たので、そこにすぽっと入った」

直撃の恐れがなくなったことで、当日に予約を入れる人が増えていました。もし、危険な状態になった場合は、管理棟などを開放して対応するといいます。

箱根の旅館でも一時、キャンセルが相次いでいましたが…。

『箱根ホテル小涌園』道本岳人さん:「西にそれていくという予報になり、その分、新規の予約が入った。埋まるのはありがたいですが、台風という自然災害。ありがたいとは…」

14日は、キャンセル分がほとんど埋まるほど、客足が持ち直したといいます。

ただ、14日夜から15日午前中にかけて、関東甲信でも線状降水帯が発生する恐れがあります。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp/a>

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